帝国データバンクの調べによれば、リサイクルショップの倒産が急増しているのだそうで、2018年度は30件も発生したようで、この数値は、前年度の15件の2倍となったようです。

今、日本では、リサイクルやエコという文化が浸透してきており、環境への意識が定着しつつ、3R（リデュース・リユース・リサイクル）に対するニーズの高まっており、リサイクル・リユース市場は休息に成長してきており、帝国データバンクの企業データベースでも、リサイクルショップなど中古品小売業の最新期売上高合計は4000億円を突破しているのですが、一体これはどういうことなのでしょうね？

実はこの現状、これまでの「店頭買取」がメインであったリサイクルショップや中古品取扱の事業環境が、オークションやフリマアプリの登場によって、インターネットでの売買成立がおおきな理由なのではないかと言われています。

まぁ、これはフリマアプリの登場、とりわけ「メルカリ」が爆発的にヒットしたことの影響が大きいようですね。

これまでは個人間でのやり取りはトラブルも多く、毛嫌いする人もいるのですが、「メルカリ」はそのような人も安心して利用できるような場を作ったことが勝因で、配送業務などの整備も多くの人々から支持を受けたのでしょうね。

とはいえ「リアル店舗」にもリアルであるが故の特性もありますので、うまく共存できるといいのですけどね。